ScanSnapおすすめ比較|現行5機種の違いと選び方を解説

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ScanSnap iX2500を全体的に開いた状態
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ScanSnapを買おうと思って調べ始めると、iX2500、iX2400、iX1300、iX110、SV600と種類があり、「結局どれを選べばいいの?」と迷いやすいです。

結論からいうと、ScanSnapは価格の高い順に選ぶのではなく、1回に処理する紙の量、置き場所、パソコンとの接続方法、本や冊子を裁断するかどうかで選ぶと判断しやすくなります。

大量の書類を日常的に処理するならiX2500、パソコン1台へUSB接続して使うならiX2400、省スペースを優先するならiX1300、持ち運びならiX110、本や冊子を裁断せず読み取りたいならSV600が候補です。

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私はScanSnap iX2500を実際に使用しています。そのため、iX2500については実際の使用経験と自分で撮影した写真を交えて説明します。一方、iX2400・iX1300・iX110・SV600は実際に使用した経験がないため、使用したような体験談は書かず、PFUの公式仕様を基準に比較します。

目次

ScanSnap現行5機種を比較

まずは、ScanSnapの現行5機種の違いを大きく確認します。

機種主な特徴読み取り速度原稿搭載接続・方式向いている人
iX2500フラッグシップA4 45枚/分最大100枚USB・Wi-Fi大量の書類を効率よく処理したい人
iX2400高速USB専用A4 45枚/分最大100枚USB1台のPCでシンプルに使いたい人
iX1300コンパクトA4 30枚/分最大20枚USB・Wi-Fi省スペースを優先したい人
iX110モバイルA4片面 約5.2秒/枚手挿入USB・Wi-Fi・バッテリー外出先へ持ち運びたい人
SV600オーバーヘッドA3片面 約3秒/枚原稿を置いて読み取りオーバーヘッド方式本や冊子を裁断したくない人

数字だけを見るとiX2500とiX2400が速く見えますが、ScanSnap選びでは速度だけを見ると失敗しやすくなります。

たとえば、毎日大量の領収書や契約書を処理する人と、月に数枚だけ外出先で読み取る人では必要な機種がまったく違います。

最新のラインアップや詳細仕様は、PFUのScanSnap公式製品一覧でも確認できます。

iX2500は大量処理向け

ScanSnap iX2500は、現行ラインアップのフラッグシップモデルです。

A4縦の原稿を片面・両面とも45枚/分で読み取れ、A4・80g/m²の原稿を最大100枚セットできます。

5インチのカラータッチパネルを搭載し、USBだけでなくWi-Fiにも対応しています。ネットワークフォルダーへの直接保存など、パソコンの前だけに使い方を限定しない機能も備えています。

ScanSnap iX2500を全体的に開いた状態
私が使用しているScanSnap iX2500。給紙トレーと排紙トレーを開いた状態です。

私が実際に使っているのもiX2500です。まとまった紙をセットして連続で処理できるので、紙を1枚ずつスマートフォンで撮影してPDF化するような作業とは使い勝手が大きく違います。

領収書や契約書などをまとめて扱う場合は、原稿をセットしてスキャンを開始できるため、紙の処理を毎日行う人ほど高速ADFのメリットを感じやすくなります。

スキャンした領収書や書類をGoogleドライブへ保存したい場合は、実際に私が使った流れを「ScanSnapでスキャンした書類をGoogleドライブに保存する方法」で詳しく紹介しています。

また、私は裁断済みの本をiX2500で連続スキャンしてPDF化する用途にも使用しています。本の電子化については、ScanSnapで本を自炊する方法で実際の流れを詳しくまとめています。

タッチパネルで操作できる

iX2500の分かりやすい特徴が、本体前面の5インチタッチパネルです。

ScanSnap iX2500のタッチパネルメニュー画面
ScanSnap iX2500のタッチパネルメニュー。スキャン先やプロファイルを本体画面から選べます。

私は機械の操作を毎回細かく覚えるより、画面を見ながら操作できるほうが使いやすいと感じます。

保存先や用途ごとにプロファイルを作っておけば、使うときに目的の設定を選んでスキャンできます。

iX2500の使用感をさらに確認したい場合は、ScanSnap iX2500レビューも参考にしてください。

◆ミツキのワンポイントアドバイス

毎日ある程度まとまった枚数を処理するなら、「最高性能だから」という理由ではなく、紙をセットして処理できる枚数と操作の手間が自分の仕事量に合うかを見ると選びやすいです。

iX2400はUSB専用

iX2400は、iX2500と同じくA4縦45枚/分、最大100枚搭載に対応したハイスピードモデルです。

大きな違いは、iX2400がUSB接続専用のシンプルなモデルであることです。

Wi-Fi接続やiX2500のようなタッチパネルを必要とせず、「決まった1台のパソコンの横に置いて、USBでつないで高速にスキャンできれば十分」という使い方なら有力な候補になります。

iX2500との違いで選ぶ

iX2500とiX2400で迷った場合、45枚/分という読み取り速度だけでは大きな差がありません。

そのため、判断しやすいのは接続方法と操作方法です。

  • Wi-Fiを使いたいならiX2500
  • タッチパネルで操作したいならiX2500
  • ネットワークを活用した保存方法を重視するならiX2500
  • PCへUSB接続して使えればよいならiX2400

つまり、iX2400は単純に「安いiX2500」と考えるより、ネットワーク機能を必要としない人向けに機能を絞った高速モデルとして考えると分かりやすいです。

私はiX2400を実際に使用した経験はないため、ここで使用感を比較することはしません。購入判断では、実際に必要な接続方法とPFUの最新仕様を確認してください。

iX1300は省スペース向け

iX1300は、iX2500やiX2400よりコンパクトさを重視したモデルです。

UターンスキャンではA4縦30枚/分、原稿搭載枚数は最大20枚です。

100枚セットできる上位2機種と比べれば一度に処理できる量は少なくなりますが、その分、机の上で大きなスキャナーを常設したくない人には検討しやすくなります。

Uターンとリターンを使える

iX1300にはUターンスキャンとリターンスキャンがあります。

通常の書類をまとめて処理するときはUターンスキャンを使い、原稿の種類に応じてリターンスキャンを使い分けられるのが特徴です。

そのため、毎日何十枚、何百枚という大量処理よりも、限られたデスクスペースでいろいろな原稿を読み取りたい人に向きます。

自宅で仕事をしていて「ScanSnapを置きたいけれど、プリンターやモニターもあって机が狭い」という場合には、処理速度だけでなく本体を置くスペースまで比較してください。

iX110は持ち運び向け

iX110は、現行ラインアップのモバイルモデルです。

A4原稿は片面約5.2秒/枚で読み取り、バッテリー駆動とWi-Fiに対応しています。

iX2500やiX2400のように100枚をまとめてセットする機種ではありません。

そのため、自宅や事務所で大量の書類を処理するために選ぶより、外出先や複数拠点へスキャナーを持って移動する必要がある人向けです。

大量処理には向かない

「小さいから場所を取らない」という理由だけでiX110を選ぶと、処理する書類が多い場合には手間が増える可能性があります。

たとえば、毎日まとまった領収書や書類をスキャンするなら、ADFに複数枚をセットできるiX2500・iX2400・iX1300のほうが用途に合いやすくなります。

反対に、営業先、出張先、別の事務所などへ持ち出すことが重要なら、バッテリーで動かせるiX110の特徴が生きてきます。

私はiX110を使った経験がないため、携帯時の実際の使用感やバッテリーの持ち時間について体験談として断定はしません。

SV600は本や冊子向け

SV600は、ほかの4機種とは読み取り方式そのものが違います。

原稿を機械へ通すADF方式ではなく、机の上に置いた本や冊子などを上から読み取るオーバーヘッド型です。

A3横の原稿を約3秒/枚で読み取れます。

裁断しない本に向く

本を電子化するときに一番大きな違いになるのが、「本を裁断してよいか」です。

iX2500などのADF型で本を連続スキャンする場合、基本的には本を裁断してページを1枚ずつの状態にする必要があります。

一方、SV600なら本や冊子を置いたまま上から読み取れるため、残したい本、切りたくない冊子、傷めたくない原稿を扱いたい場合の候補になります。

反対に、大量のバラ紙を高速で次々と処理するなら、ADF方式のiX2500やiX2400とは得意分野が異なります。

私はSV600を実際には使用していません。そのため、「本を裁断しないなら必ずSV600が一番使いやすい」といった使用感まで断定せず、原稿の種類と公式仕様から判断する必要があります。

処理する枚数で選ぶ

ScanSnapのおすすめ機種を決めるとき、最初に考えたいのが1回に処理する紙の量です。

大量ならiX2500かiX2400

領収書、請求書、契約書、資料などを日常的にまとめて処理するなら、最大100枚を搭載できるiX2500またはiX2400が候補になります。

紙を追加する回数を減らしやすいため、大量処理では読み取り速度だけでなく原稿搭載枚数も重要です。

少量ならiX1300も候補

一度に処理するのが数枚から20枚程度で、デスクを広く使いたいならiX1300を検討できます。

上位モデルの性能を使い切れない場合、最大枚数だけを理由に大きな機種を選ぶ必要はありません。

数枚を外で読むならiX110

大量処理より持ち運びが優先ならiX110です。

「何枚読むか」と「どこで読むか」を先に決めれば、必要以上に上位機種へ予算をかけることも、逆に処理能力が足りない機種を選ぶことも避けやすくなります。

置き場所で選ぶ

スキャナーは購入時の本体サイズだけでなく、実際に原稿をセットして使うときのスペースも考える必要があります。

特に自宅や小さな事務所では、モニター、キーボード、プリンター、書類などで机のスペースが限られます。

大量処理を優先して常設できるならiX2500やiX2400、省スペースを重視するならiX1300、収納や持ち運びを重視するならiX110という考え方ができます。

SV600は本を開いて置いて読み取るため、本体だけでなく原稿を広げるスペースも考えておく必要があります。

接続方法で選ぶ

パソコンとUSBでつながれば十分なのか、Wi-Fiを使いたいのかも機種選びの大きな分岐です。

USBだけならiX2400

1台のパソコンの横へScanSnapを置き、毎回そのPCから使うのであればiX2400のシンプルさが合います。

Wi-Fi機能を使う予定がないなら、使わない機能を理由に上位モデルを選ぶ必要はありません。

Wi-FiならiX2500など

接続方法を柔軟にしたいならiX2500、iX1300、iX110が候補になります。

ただし、Wi-Fiに対応しているからといって各機種で同じ機能が使えるわけではありません。ネットワーク保存やクラウド連携などを目的に選ぶ場合は、購入前に使いたい機能が対象機種へ対応しているか確認してください。

本の読み方で選ぶ

本や冊子を電子化したい人は、速度やWi-Fiより先に「裁断できるか」を考えると選びやすくなります。

  • 裁断して大量のページを連続で読みたい:ADF型
  • 本を切らずに残したい:SV600

私は裁断済みの本をiX2500へセットして連続スキャンしています。この方法ならページをまとめて処理できますが、本そのものは裁断することになります。

残したい本を同じ方法で処理することはできません。

◆ミツキのワンポイントアドバイス

本の電子化を考えているなら、「どのScanSnapが速いか」より先に「その本を切ってよいか」を決めたほうが機種を絞り込みやすいです。

画質だけで機種を決めない

ScanSnapを比較していると、解像度や画質も気になります。

ただ、一般的な書類整理では、最高画質で読み取れるかだけで機種を決めるより、紙の量や保存方法まで含めて考えるほうが実際の作業に合いやすくなります。

画質については、原稿の用途に合わせて設定することが重要です。文字書類と写真では適した設定が同じとは限りません。

300dpiと600dpi、カラー・グレー・白黒などの違いについては、ScanSnapの画質設定で詳しく解説しています。

価格だけで選ばない

ScanSnapを比較するときに避けたいのが、本体価格だけを見て機種を決めることです。

価格差があっても、必要な機能が足りず毎回余計な操作が増えれば、長く使うほど負担になります。

逆に、月に数枚しかスキャンしないのに大量処理向けの機能をほとんど使わないのであれば、上位モデルが必ず最適とは限りません。

比較するときは、次の順番で考えると整理しやすくなります。

  1. 1回に何枚くらいスキャンするか
  2. 毎日使うか、ときどき使うか
  3. 机へ常設できるか
  4. USBだけでよいか、Wi-Fiが必要か
  5. 本や冊子を裁断するか
  6. 持ち運ぶ必要があるか

ここまで決めれば、自分に必要なScanSnapはかなり絞れます。

機種が決まったら、どこでどう買えば安く安心して手に入るかも確認しておきましょう。販売店ごとの違いと比べ方は、こちらにまとめています。

用途別のおすすめ機種

最後に、用途ごとに候補を整理します。

使い方第一候補選ぶ理由
大量の書類を日常処理iX2500高速・最大100枚・Wi-Fi・タッチ操作
大量処理をUSBだけで行うiX240045枚/分・最大100枚のシンプルな高速モデル
机を広く使いたいiX1300コンパクトでUターン・リターンスキャン対応
外出先へ持ち運ぶiX110モバイル・バッテリー駆動
本を裁断したくないSV600オーバーヘッド方式で原稿を置いて読み取れる

私なら、毎日の事務作業でまとまった量の紙を処理するならiX2500を候補にします。実際に使っていて、複数枚をまとめてセットできることと、本体画面から操作できることは日常作業との相性がよいと感じています。

ただし、これはすべての人にiX2500が必要という意味ではありません。

PCへUSB接続するだけならiX2400、省スペースならiX1300、外へ持ち出すならiX110、裁断できない本ならSV600と、用途によって適した機種は変わります。

ScanSnap比較のよくある質問(FAQ)

Q1. ScanSnapはどれを選べばいいですか?

A. 大量の書類を日常的に処理するならiX2500、USB接続だけならiX2400、省スペースならiX1300、持ち運びならiX110、本や冊子を裁断せず読み取るならSV600という分け方から考えると選びやすくなります。

Q2. iX2500とiX2400はどちらがおすすめですか?

A. Wi-Fi、タッチパネル、ネットワークを活用した機能が必要ならiX2500が候補です。決まったPCへUSB接続し、高速スキャンできればよい場合はiX2400を検討できます。どちらもA4縦45枚/分、最大100枚搭載なので、速度より接続方法や必要機能で比較すると分かりやすいです。

Q3. 家庭用ならiX1300で十分ですか?

A. 一度に処理する枚数が多くなく、省スペースを優先するならiX1300は候補になります。ただし、毎回大量の書類を処理するなら最大100枚を搭載できるiX2500やiX2400も比較してください。

Q4. 本の自炊にはどのScanSnapが向いていますか?

A. 裁断済みのページを大量に連続スキャンするならADF型が候補です。本を裁断せず読み取りたい場合はオーバーヘッド型のSV600を検討します。本を残したいかどうかで選択が大きく変わります。

Q5. 一番高いScanSnapを買えば失敗しませんか?

A. 価格が高い機種がすべての人に最適とは限りません。処理枚数、設置場所、接続方法、持ち運び、本を裁断するかを先に決め、自分が実際に使う機能に合うモデルを選ぶほうが失敗を減らしやすくなります。

自分の使い方から選ぼう

ScanSnapの現行5機種は、それぞれ得意な使い方が違います。

大量の書類を日常的に処理するならiX2500、USB接続だけでよければiX2400、省スペースならiX1300、持ち運びならiX110、本を裁断せず読み取るならSV600というのが基本的な選び分けです。

「最新だから」「一番高いから」「一番小さいから」といった1つの条件だけではなく、自分が実際に扱う紙の量と作業環境から決めてください。

特にひとりで事務作業をしている場合、毎日の小さな手間が積み重なります。必要な性能を満たす機種を選べれば、スキャンそのものだけでなく、その後の書類整理まで続けやすくなります。

iX2500が自分の使い方に合うかをさらに確認したい場合は、実機を使ったScanSnap iX2500レビューもあわせて確認してください。

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この記事を書いた人

お店や自宅サロンを10年くらいやってきて、今は会社のバックオフィスを1人で担当しています。ふだん仕事で使っている道具のことを、良いところも、いまいちなところも、そのまま書いています。

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