こんにちは、ひとり仕事の事務環境ラボのミツキです。
「Aqua Voiceって無料でどこまで使えるの?」「ProとMaxは何が違う?」「月払いと年払い、どっちにすればいい?」。気になるアプリを見つけても、料金のページが英語でドル表示だと、ちょっと身構えてしまいますよね。
先に結論を言うと、無料の1,000語は「ずっと使うためのもの」ではなく「自分の声と合うかを確かめるためのもの」です。仕事で毎日のように音声入力するなら、語数の上限がないProが基本の選択肢になります。Maxは、話しながら文字が出る表示などが本当に必要な人だけで大丈夫。そして最初は月払いのProで、使う習慣が続くかを見てから年払いを考えるのが、いちばん失敗しにくい選び方かなと思います。
私はWindowsでAqua VoiceのPro(月払い)を約4か月使っていて、毎月およそ1,500円を払っています。この記事では、その実体験と、2026年10月11日に公式サイトで確かめた料金をもとに、プランの違いから学割、解約の注意点までをお話ししていきますね。
- 無料・Pro・Max・Businessの料金と内容の違い
- 無料の1,000語でできることと使い切ったあとの流れ
- 月払いと年払いの差額と選び方
- 学割の条件と解約前に知っておきたい注意点
Aqua Voiceの料金プランと無料枠の全体像
まずは、Aqua Voiceにどんなプランがあって、それぞれいくらなのかを一度に見ていきましょう。全体が分かると、自分に関係のあるプランだけに目を向けられるようになります。
4つのプランの料金を表で比較
Aqua Voice(アクアボイス)の料金プランは、個人向けのFree(無料)・Pro・Maxと、チーム向けのBusinessの4つです。2026年10月11日時点の公式の料金ページでは、次のようになっていました。
| プラン | 月払い | 年払い(1か月あたり) | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 0ドル | 1,000語の無料枠、Avalonの文字起こしモデル |
| Pro | 10ドル | 8ドル | 語数の上限なし、カスタム指示、拡張カスタム辞書 |
| Max | 30ドル | 24ドル | Proのすべて+リアルタイムモード、「Send it」の音声コマンド、新機能の先行利用 |
| Business | 1人24ドル | 1人19ドル | Maxのすべて+一括請求、SSO、チーム共通の辞書、データを残さない設定など(2人以上) |
ざっくり言うと、無料で試して、続けるならPro、もっと便利な機能がほしい人はMax、会社やチームで使うならBusiness、という並びです。どのプランでも、同じアカウントでサインインすればMac・Windows・iPhone・Androidのアプリを追加料金なしで使えるのも覚えておきたいポイントですね。
料金はドル表示で円の金額は変わる
Aqua Voiceの料金は、公式サイトでは米ドルで表示されています。日本円で毎月いくら払うかは、そのときの為替や、支払いに使う方法によって変わってくるんです。
参考までに、私はProの月払い(月10ドル)で、毎月の支払いはおよそ1,500円。ただ、これはあくまで私の場合の一つの例です。為替が動けば金額も上下しますし、iPhoneやAndroidのアプリから申し込むと、ストアに表示される円の価格で払う形になります。
なので、表の金額は一般的な目安と考えてください。正確な料金は、申し込む前にAqua Voiceの公式サイトや、決済画面に出る最終的な金額でご確認ください。
iPhoneのApp Storeで申し込むときの価格や、スマホ版の入れ方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
買い切りはなくサブスクだけ
「一度払えばずっと使える買い切り版はないの?」と探している人もいるかもしれません。2026年10月11日時点の公式の料金ページには、買い切りのプランは載っていませんでした。有料で使う方法は、月払いか年払いの定期購入、いわゆるサブスクだけです。
音声を文字にする処理はクラウドで行われるので、使い続けるあいだは毎月(または毎年)料金がかかる仕組み。ここは、パソコンのソフトを1回買うのとは考え方が違うところですね。
無料の1,000語でできること
Aqua Voiceには、お金をかけずに試せる無料枠があります。ここでは、その1,000語でどこまでできるのか、そして使い切ったらどうなるのかをお話しします。
1,000語は約7分ぶんの相性チェック
無料のプラン(アプリ内ではStarterと表示されることもあります)では、1,000語までを無料で使えます。クレジットカードの登録もいりません。公式によると、1,000語は普通の速さで話して約7分ほどです。
7分と聞くと、けっこう話せそうに感じますよね。でも、メールを何通か書いて、AIへの指示を何回か出したら、あっという間に終わる量でもあります。毎日の仕事に使い続けるには足りないので、無料枠は「相性を確かめるお試し」と考えるのがちょうどいいと思います。
公式のFAQでも、無料ぶんを使い切ったあとは有料プランの料金を見るように案内されていて、毎月1,000語が戻ってくるとは書かれていません。無料のまま長く使い続ける前提では考えないほうが安心です。
無料のうちに確かめたい3つのこと
せっかくの1,000語ですから、なんとなく話して終わらせるのはもったいない。私なら、次の3つを確かめます。
1つ目は、自分がよく使う言葉が正しく出るか。お客さまの名前、商品名、地名など、ふだんの仕事で出てくる固有名詞を入れて試してみてください。私の仕事も聞き取りにくい固有名詞が多いので、辞書に登録して使っています。
2つ目は、いつも使うアプリでちゃんと入力できるか。メール、チャット、文書作成など、実際に文字を入れたい場所で試すのが大事です。公式も、アプリや入力欄によっては入力できない場合があると案内しています。
3つ目は、声を出せる場所で使えるか。音声入力なので、まわりに人がいる環境だと使いにくいこともあります。自宅や事務所のどこで話すかまで、イメージしておくといいですね。
ちなみに、公式の更新履歴によると、2026年10月6日に日本語の音声入力の誤りが33%減ったと発表されています。少し前に試してしっくりこなかった人も、今の状態で試してみる価値はあるかもしれません。
Aqua Voiceで何ができるのか、実際の使い心地をもっと知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
無料枠を使い切ったあとの流れ
1,000語を使い切ったあとも続けたいなら、有料のProかMaxへ申し込む流れになります。公式サイトから直接申し込む場合は、購入の画面で月払いか年払いかを選ぶ形です。
ちなみに私は、無料ぶんでは試さずに、最初からProの月払いにしました。ただ、これから始める人には、まず無料の1,000語で自分の声との相性を見るほうが、お金も気持ちも無駄にならないと思います。
Proが仕事で使う人の基本になる理由
有料プランのなかで、ひとり仕事の人がまず候補にするのはProです。どうしてProが基本になるのか、中身を見ていきましょう。
語数無制限で毎日の入力に使える
Proのいちばん大きな違いは、話せる語数に上限がないことです。無料の1,000語を気にしながら使うのと、上限を気にせず使えるのとでは、気持ちの軽さがまったく違います。
私の設定画面を見ると、2026年10月7日の時点で、使い始めてからの合計が70,796語になっていました。無料枠の70倍以上ですね。AIへの指示、メール、ブログの下書き、LINEやチャットの返信と、仕事の入力のほとんどを声でしているので、自然とこれくらいの量になっていきます。

Windows版Aqua Voiceの設定画面(v0.20.16)。PROの表示があり、2026年10月7日の時点でこれまでの合計は70,796語でした。
毎日の仕事で使うなら、1,000語はすぐに使い切ってしまう量です。だからこそ、日常的に音声入力するならProが基本の選択肢になるというわけです。
カスタム指示と拡張辞書が使える
Proでは、語数のほかにカスタム指示と拡張カスタム辞書も使えるようになります。
カスタム指示は、「箇条書きの最後に句点を付けない」「です・ます調で書く」といった、文章の書き方のルールを伝える機能です。公式は、ルールを箇条書きにして、望む出力の例と避けたい出力の例を付けると伝わりやすいと案内しています。
辞書は、人名や会社名、商品名など、聞き取りにくい言葉を登録しておく機能。Proでは、この辞書が拡張された「拡張カスタム辞書」になります。私はこの辞書が本当に気に入っていて、仕事で出てくる固有名詞が多い人ほど、ありがたさを感じるはずです。
一方で、一度区切ると文の最後に句点(。)が自動で付いてしまうのは、私がちょっと困っているところ。公式のFAQでは、句読点の付け方はカスタム指示に例を付けて調整するよう案内されています。こうした細かい調整ができるのも、Proを選ぶ理由のひとつですね。
辞書とカスタム指示の使い分けや、句読点のルールの書き方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
契約したあとのWindowsでの導入や、辞書・起動キーの設定のしかたは、こちらの記事でくわしく紹介しています。
私がProの月払いを続けている理由
私がProを選んでいるのは、上限を気にせず仕事の入力を全部声でしたいから。そして、あえて月払いにしているのには、はっきりした理由があります。
それは、AIのサービスは、いつもっと良いものが出てくるか分からないから。今いちばん合っていると思うサービスでも、半年後に上を行くものが出てくることは十分ありえますよね。だから私は、Aqua Voiceに限らず、サブスクはすべて月払いにしています。
ミツキのワンポイント:年払いのほうが安いのは分かっています。それでも、AIのサービスはいつ上位のものが出てくるか分からないので、私は少し高くても月払いにして、いつでも乗り換えられるようにしています。あなたはどちらがしっくりきますか?
Maxを選ぶべき人と選ばなくていい人
Proの上にはMaxというプランがあります。料金はProの3倍なので、どんな人に向いているのかを先に見ておきましょう。
リアルタイムモードとSend itの中身
Maxでは、Proのすべての機能に加えて、次の3つが使えるようになります。
まず、リアルタイムモード。話しているそばから、画面に文字が出てくる機能です。通常の音声入力は、話し終えてから文字が入る形なので、話しながら文字を確かめたい人に向いています。
次に、「Send it」の音声コマンド。話し終わりに「send it」と言うと、入力したあとに送信までしてくれる機能です。チャットやAIへの指示を、手を使わずに送りたい人にはうれしいですね。
そして、新機能の先行利用。新しい機能をほかのプランより早く試せます。なお、リアルタイムモードとSend itは、MacとWindowsのデスクトップ版の機能です。
Proで足りるかの見分け方
見分け方はシンプルで、リアルタイムの表示か「Send it」が「ないと困る」かどうかです。
メールやブログの下書き、AIへの指示を声で入れるだけなら、Proで十分足ります。私もProで、話してから文字が入る通常の音声入力を使って仕事をしています。
反対に、長い文章を話しながら画面で確かめたい人や、チャットの送信まで声で済ませたい人は、Maxを考えてもいいかもしれません。迷うなら、まずProで始めて、使っていくなかで「この機能がほしい」と思ったときにMaxを検討する順番がおすすめです。
月払いと年払いはどちらが得か
ProとMaxは、月払いと年払いを選べます。金額だけ見れば年払いが安いのですが、それだけで決めないほうがいい理由もあります。
年払いは1年で24ドル安くなる
Proの場合、月払いは月10ドル、年払いは1か月あたり8ドルです。年払いの場合は1年ぶんの96ドルをまとめて払う形になり、月払いを12か月続けた120ドルと比べると、24ドル少なくなる計算です。
Maxなら、月払いは月30ドル、年払いは1か月あたり24ドル。1年で比べると、月払いの360ドルに対して年払いは288ドルで、72ドルの差になります。
1年間ずっと使うと決まっているなら、年払いのほうがお得なのは確か。ただし、年払いは1年分を先に払うことになるので、途中でやめたくなったときの身軽さは月払いにかないません。
まず月払いで定着を確かめる
そこでおすすめしたいのが、最初は月払いのProで始めて、使う習慣が続くかを確かめるという順番です。
音声入力は、慣れるまで「声に出すのがちょっと恥ずかしい」「つい手で打ってしまう」ということもありますよね。数か月使ってみて、毎日の仕事に欠かせない道具になったと感じてから年払いにすれば、払ったのに使わなかったという失敗を防げます。
私のように、AIのサービスは入れ替わりが速いからと、ずっと月払いのままにしておくのも一つの考え方。あなたの使い方と性格に合うほうを選んでみてください。
契約後に年払いへ切り替える方法
月払いで始めたあとに年払いへ移りたくなったら、公式のFAQでは、「Billing & Subscription」の画面で、そのプランで選べる変更を確認するよう案内されています。希望の支払い期間が表示されない場合は、サポートに問い合わせる形です。
なお、iPhoneのアプリからAppleの支払いで申し込んだ場合は、Appleの定期購入の設定から変更します。どこで申し込んだかによって、変更する場所が違うので注意してくださいね。
学割とチーム・法人向けプラン
Aqua Voiceには、学生向けの割引と、チームで使うためのプランもあります。当てはまる人は、ここも確認しておきましょう。
学生は学校のメールで70%オフ
学生の場合、学校のメールアドレスで登録すると、ProとMaxが70%オフになります。月払いでも年払いでも使える割引です。
| プラン | 学割の月払い | 学割の年払い(1か月あたり) |
|---|---|---|
| Pro | 3ドル | 2.40ドル |
| Max | 9ドル | 7.20ドル |
対象になるのは、アメリカの「.edu」のほか、日本の「.ac.jp」のような各国の学校のドメインです。自分のメールアドレスが対象になるかは、申し込む前に公式の料金ページで確かめてください。
Businessは2人以上のチーム向け
Businessは、2人以上のチームで使うためのプランです。料金は1人あたり月払いで月24ドル、年払いで1か月あたり19ドル(1年で228ドル)。Maxのすべての機能に加えて、支払いを一つにまとめられる一括請求、会社のアカウントでサインインできるSSO、チーム共通の辞書、データを残さない設定(Zero Data Retention)などが使えます。
人数が多い場合は、公式に問い合わせると数量に応じた割引の相談ができると案内されています。社内で導入を考えている人は、情報システムの担当者と一緒に公式へ確認するのが確実です。
ひとりで仕事をしている人なら、基本はProで足ります。なお、Aqua Voiceの料金を経費として扱えるかどうかは、事業の内容によって変わるので、税理士や税務署などの専門家にご相談ください。
解約の方法と申し込み前の注意
料金の話で意外と見落としがちなのが、やめるときのこと。申し込む前に知っておくと、あとで慌てずに済みます。
契約した場所で解約の手順が変わる
公式の料金ページには「いつでも解約できる」と書かれています。ただ、解約の手順は、どこで申し込んだかによって変わります。
公式サイトから直接申し込んだ場合は、アプリの「Manage」から支払いの管理画面へ進む案内になっています。iPhoneのアプリからAppleの支払いで申し込んだ場合はAppleの定期購入の設定、AndroidでGoogle Playの支払いにした場合はGoogle Playの定期購入の画面で管理します。
申し込むときに、どの方法で払ったかをメモしておくと、やめるときに迷いません。手順が分からないときは、公式のサポート(support@withaqua.com)へ問い合わせることができます。
返金と更新日について知っておく
Aqua Voiceの利用規約には、支払い済みの料金は返金されないと書かれています。また、クレジットカードで払う場合は、更新される期間の分も前払いで請求される仕組みです。年払いを選ぶときや、やめる時期を決めるときは、次の更新日を確かめておきましょう。くわしい条件は、必ず公式の利用規約をご確認ください。
月払いなら、合わないと思ったときに次の月から止めやすいのが利点です。年払いは安くなるぶん、1年分を先に払うことになるので、使い続けられるかを見きわめてから選ぶと安心ですね。
アカウント削除と解約は別の手続き
もうひとつ大事なのが、アカウントを削除しても、定期購入の解約にはならないという点です。公式のFAQでも、アカウントの削除とサブスクの解約は別の手続きだとはっきり書かれています。
特に、AppleやGoogle Playで払っている場合は、それぞれのストアで解約しないと請求が続くことがあります。やめるときは、先に定期購入を止めてから、必要ならアカウントを削除する、という順番で考えておくといいですね。
Aqua Voiceの最新の料金とプランは、公式の料金ページで確認できます。
Aqua Voiceの料金に関するよくある質問(FAQ)
最後に、Aqua Voiceの料金について、よく聞かれそうな疑問にお答えします。
- Q1. Aqua Voiceは無料でずっと使えますか?
-
A. 無料のプランは1,000語までの無料枠です。公式のFAQでは、使い切ったあとは有料プランを見るよう案内されていて、毎月戻るとは書かれていません。仕事で毎日使うなら足りない量なので、相性を確かめるお試しと考えるのがおすすめです。
- Q2. Proは日本円で月いくらですか?
-
A. 公式の料金は米ドル表示で、Proは月払いで月10ドル、年払いで1か月あたり8ドルです。円の金額は為替や支払い方法で変わります。私の場合、月払いで毎月およそ1,500円ですが、あくまで一例です。正確な金額は決済画面でご確認ください。
- Q3. パソコンとスマホで使うと料金は2倍になりますか?
-
A. なりません。1つの契約で、同じアカウントにサインインすれば、Mac・Windows・iPhone・Androidのアプリを追加料金なしで使えます。アプリが支払いを求めてきたときは、同じアカウントでサインインしているかを確かめてみてください。
- Q4. 学割は日本の大学のメールでも使えますか?
-
A. 公式の料金ページでは、「.edu」のほかに「.ac.jp」などの各国の学校のドメインが対象として挙げられています。ProとMaxが70%オフになり、月払いでも年払いでも使えます。自分のアドレスが対象かは、申し込む前に公式で確認してください。
- Q5. 解約したら日割りで返金されますか?
-
A. Aqua Voiceの利用規約には、支払い済みの料金は返金されないと書かれています。個別の事情で気になることがある場合は、公式のサポート(support@withaqua.com)へ問い合わせるのが確実です。年払いを選ぶ前に、この点を知っておくと安心ですね。
無料で試してからProの月払いへ
Aqua Voiceの料金は、プランの役割が分かれているので、自分の使い方に当てはめれば迷わずに選べます。最後に、選び方のポイントをまとめておきますね。
- 無料の1,000語は、約7分ぶんの相性チェックと考える
- 仕事で毎日使うなら、語数の上限がないProが基本
- Maxは、リアルタイムの表示や「Send it」が必要な人だけ
- 最初は月払いで始め、続けられると分かってから年払いを考える
- 学生は学校のメールで70%オフになるかを確かめる
- 解約の手順は申し込んだ場所で変わり、規約では返金されないと書かれている
私はProの月払いで、毎月およそ1,500円を払いながら、仕事の入力のほとんどを声で済ませています。作業のスピードは格段に上がりました。まずは無料の1,000語で、あなたの声と、いつも使う言葉で試してみてくださいね。
